4日、祗園甲部の置屋・多麻さんで「お店だし」があり、黒紋付に身を固め「櫻千鶴(はるちず)」ちゃんは緊張の面持ちで男衆さんに連れられ各お茶屋さんを廻った。
お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓デビュー』のことである。
朝からシトシト小雨が降っていたが、男衆さんと櫻千鶴ちゃんは一力茶屋の暖簾を潜った。
今日にデビューする「櫻千鶴」ちゃん、みの竹さんに入った。
一見さんお断りの富美代さんの暖簾を潜った。
正装の黒紋付と扇子を持ち、男衆さんと櫻千鶴ちゃんは、「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
縄手、大和橋を渡った。
今日デビューの「櫻千鶴(はるちず)」ちゃんと言う。
辰巳大明神の前で、白川巽橋を渡るご両人。
四条花見小路交差点で「櫻千鶴」ちゃん、廣島家さん二向かった。
僅か15、16歳の女の子、初々しかった。
だらりの帯とおこぼと呼ばれる高下駄、髪は地毛で結う。
お茶屋 桝梅さんのお庭、男衆さんが、「多麻さんの櫻千鶴ちゃんのお店だし」に参りました。
櫻千鶴ちゃんは、大仲さん、泉政さん、お福さんにもあいさつした。
舞妓さんの「櫻千鶴」ちゃん、男衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
小田本さんもあいさつした。
小止みなく続く雨・雨・雨、今日はこれで退散としょう…男衆さん、櫻千鶴ちゃん、有難うございました。(3/4撮影)
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