2019年12月12日木曜日

祇園甲部 佳つ花さんの襟かえ

祇園花街・甲部の置屋「小田本」さんでは「佳つ花」ちゃんが舞妓から芸妓になるための「襟かえ」の儀式があったが断念し、10日の今日、お色直しが行った。
正午ごろ、小田本さんの「佳つ花」さんは、男衆さんと挨拶廻りのため姿を見せた。
男衆さんが昨日は有難うございました、佳つ花さんも“おおきに”とお礼を述べた。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)になるお披露目である。

男衆さんは一力茶屋に‘昨日は有難うございました’と衿替えのお礼を述べた。
男衆さんの手引きで、置屋 枡梅さんに『襟かえのご挨拶にまいりました』という。
佳つ花さんは、女将さんに「おかあはん、昨日はおおきにさんどした・・・」とあいさつの声が響いた。
祇園甲部 佳つ花さんの襟かえ記念撮影。

芸妓の佳つ花さん、 口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさであった。
巽橋で・・・。
佳つ花さん・・・「おめでとうさん」好くお似合いの鬘(かつら)であった。
お茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して回る慣わしで、カメラマンの人たちにポーズを撮っていた。
佳つ花さんは、ご丁寧にカメラマンたちに頭を下げた。(12/10撮影)

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