府立植物園ではクリスマスシーズンにあわせてポインセチア展を開催しているので16日に観賞に行った、この花を見るとことしも師走が訪れたことを実感した。
ポインセチアは、メキシコ原産の植物で「トウダイグサ科」の常緑の低木樹である。
原産国のメキシコでは、ポインセチアは「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれ、“聖夜”という意味があり“クリスマスの花”になっている。
左、アーリーグローリー、右、フレーム。
和名は、“猩々”に似ていることから「大酒飲みの赤い顔が伝説上の動物」である。
赤い花びらのように見えるのは、赤や白、ピンクと色のついた部分は花ではなく、葉の変化したものである
苞(ほう)という部分で、芽や蕾を包み込む苞葉と呼ばれ葉の一種で単に苞とも言う。
左、シナモン スター、右、キャンディ ミント。
左、カルーセル グーク レット、右、モネ トフィ ライト。
葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象で、その赤さは人間の血の色に例えられるという。
真っ赤なフレーミング スフェア、右、ビジョン オブ グランデール。
ポインセチアは明治時代に上陸したという。
名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセット氏に因んで付けられた。(12/16撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿