黄金色のヤマブキ 松尾大社

西京区の松尾大社のヤマブキは一重、八重咲きや白いヤマブキの名所として知られ、毎年4月10日～5月5日まで「山吹まつり」が開催されている。 境内を流れる一ノ井川沿いの水面の辺りに約3000株が群生し、黄金色のヤマブキの花が染めている。

托鉢の僧侶と黄金色に輝くヤマブキの花。

ヤマブキはバラ科の低木で、桜が散る晩春に花を開き、鮮やかに黄金色に輝いた花は、新緑の葉とともにひときわ人目を引きつけている。

大社の一ノ井川沿いの風景がもっとも美しく、黄金の花と水車や石橋が重なり見逃したくない京の春景色の一つである。

一重の白と黄色のヤマブキ。

一ノ井川にツガイのカモが下りて来た！

花言葉は崇高（すうこう)と気高く、花の匂いはバラ科特有な高貴な香りで、その優雅な姿とともに付けられ、日本と中国に原生分布している。

八重咲きの小振りの花が水面に花影を映す優雅な光景は圧巻である。

鮮やかな黄金色の花々と新緑の葉が調和して境内を彩り、訪れた人たちを楽しませている。 （4/23撮影）