真言宗醍醐派・総本山醍醐寺は京都山科に位置し、弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝によって貞観16(876)年に開かれた寺である。
その聖宝の遺訓により五大力尊仁王会は七難即滅、七福即生を祈り、2月15日から21日間、21座にわたり法要を営み、「五大力尊」のお札「御影」や「お守り」に僧侶の熱祷が込められている。
不動明王や五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩より国家安泰、国民の幸福を願う行事という。そもそも、醍醐寺の五大力さんは遡ること1,100年以上も経つ歴史は延喜7(907)年、醍醐天皇の時代であったという。
この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影」は、各家庭の出入り口に貼られている。このお札を求めて、各地から参拝者が早朝から夕方まで国宝・金堂には人並みが続き途絶えることはない。
五大力さんには一年ぶりの参拝で、昨年のように迷う事もなかった。しかし、参拝者の人出が多く感じた!
巨大な鏡餅を持ち上げる力自慢、男性150kg、女性90kgの「餅上げ力奉納」が目当てだ。金堂前の特設舞台下には写真愛好家が四方を取り巻ていた。
12時、90kgの紅白の鏡餅、餅上げ開始に先立って、順番を決める抽選がある。男女79人がエントリーした。
餅上げは「春を呼ぶ」と言うように、2月とは思えない暖かさであった。
女子の部は23人、挑戦者の面々は「コツ」で餅を上げる人、棄権・退場する人などが続くが見事、8分41秒で横綱に輝いたのは大阪府の大森さんだった。因みに、2位は大八木さん、8分08秒、3位は松本さん、7分、4位は中山さん、6分12秒。
男子の部は50数名と出場者が多く、パフォーマンスする人もおり、神聖な場所であるため注意される一面もあった。大学受験を控え、力を授かろうとする若者や小学生の子もおった。男子は150kgの餅を上げる。巨大な餅と戦いながら、歯を食いしばる姿に、思わず私も力は入り、「ガンバレッ~」と声を掛けずには居られない!
惜しくも、尻餅をついた人は失格だという!来年も来るといって去った、イケメンも本当なら8分30秒の記録であるが失格であった。優勝は兵庫県尼崎の藤宮さん5分46秒だった。「餅上げ力奉納」は、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈る。
昨年は醍醐寺境内の中を散策したが、ことしは時間の余裕もなかった。けど「五大力さん」に参拝して帰路は足取りも軽やかに地下鉄醍醐駅へと向った。
<醍醐寺>
場所:京都市伏見区醍醐東大路町22
交通:地下鉄東西線 醍醐駅下車 徒歩10分
京阪バス 醍醐三宝院前下車 徒歩すぐ
電話番号: 075-571-0002
駐車料金:普通車(約100台収容) 700円
拝観時間:9:00~17:00
休日:無休
その聖宝の遺訓により五大力尊仁王会は七難即滅、七福即生を祈り、2月15日から21日間、21座にわたり法要を営み、「五大力尊」のお札「御影」や「お守り」に僧侶の熱祷が込められている。
不動明王や五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩より国家安泰、国民の幸福を願う行事という。そもそも、醍醐寺の五大力さんは遡ること1,100年以上も経つ歴史は延喜7(907)年、醍醐天皇の時代であったという。
この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影」は、各家庭の出入り口に貼られている。このお札を求めて、各地から参拝者が早朝から夕方まで国宝・金堂には人並みが続き途絶えることはない。
五大力さんには一年ぶりの参拝で、昨年のように迷う事もなかった。しかし、参拝者の人出が多く感じた!
巨大な鏡餅を持ち上げる力自慢、男性150kg、女性90kgの「餅上げ力奉納」が目当てだ。金堂前の特設舞台下には写真愛好家が四方を取り巻ていた。
12時、90kgの紅白の鏡餅、餅上げ開始に先立って、順番を決める抽選がある。男女79人がエントリーした。
餅上げは「春を呼ぶ」と言うように、2月とは思えない暖かさであった。
女子の部は23人、挑戦者の面々は「コツ」で餅を上げる人、棄権・退場する人などが続くが見事、8分41秒で横綱に輝いたのは大阪府の大森さんだった。因みに、2位は大八木さん、8分08秒、3位は松本さん、7分、4位は中山さん、6分12秒。
男子の部は50数名と出場者が多く、パフォーマンスする人もおり、神聖な場所であるため注意される一面もあった。大学受験を控え、力を授かろうとする若者や小学生の子もおった。男子は150kgの餅を上げる。巨大な餅と戦いながら、歯を食いしばる姿に、思わず私も力は入り、「ガンバレッ~」と声を掛けずには居られない!
惜しくも、尻餅をついた人は失格だという!来年も来るといって去った、イケメンも本当なら8分30秒の記録であるが失格であった。優勝は兵庫県尼崎の藤宮さん5分46秒だった。「餅上げ力奉納」は、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈る。
昨年は醍醐寺境内の中を散策したが、ことしは時間の余裕もなかった。けど「五大力さん」に参拝して帰路は足取りも軽やかに地下鉄醍醐駅へと向った。
<醍醐寺>
場所:京都市伏見区醍醐東大路町22
交通:地下鉄東西線 醍醐駅下車 徒歩10分
京阪バス 醍醐三宝院前下車 徒歩すぐ
電話番号: 075-571-0002
駐車料金:普通車(約100台収容) 700円
拝観時間:9:00~17:00
休日:無休
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