2009年7月12日日曜日

地蔵院

総門を潜ると竹林
衣笠山地蔵院の参道京都・西京区にある衣笠山地蔵院(じぞういん)は、京都バス停(鈴虫寺)から南へ徒歩約3分、住宅街の一角にある。衣笠山を背景に総門から本堂へ続く砂利道の脇は竹林となっている。地蔵院は西芳寺(苔寺)近く、竹と楓に覆われてひっそりと佇み、別名”竹の寺”としても親しまれている。竹の寺とも言われるアプローチ昭和10年に再建された本堂
地蔵院は、臨済禅宗の寺で夢窓国師を開山とし、伝教大師の作で延命安産の地蔵菩薩を本尊としている。本堂内には、中央に伝教大師の作と伝える本尊の延命安産の地蔵菩薩と右に開山の夢想国師・宗鏡禅師が左には開基の細川頼之公の各木像が安置されている。スギ苔が素晴しい
本堂の華頭窓貞治6年(1367)、足利幕府の官領・細川頼之が夢窓国師を招いて開山した寺で、当時は堂々たる伽藍(がらん)を誇ったが、応仁の乱で焼失した。後に本堂と方丈、庫裏が再建された。江戸時代の貞享3年(1686)再建されたもので、方丈の前庭は、スギ苔の中に自然石を配した枯山水の庭で、石を羅漢に見立てて”十六羅漢の庭”と呼ばれる。
3月中旬、開花の名椿「胡蝶佗助(こちょうわびすけ)」や五葉松などもあるが、いまスギ苔が素晴しい!「来鳳軒」の縁側に座り、お抹茶(別料金500円)を頂きながら細川頼之公が愛した「十六羅漢の庭」をゆったりと眺めながら時を過ごすのもよい。残念なことに 庭園など方丈は撮影禁止である!自然の石で右が細川公、左は宗鏡禅師
本尊の延命安産の地蔵菩薩とお二方の木像がある本堂の左手(南側)には、自然石で造られた二つの墓が見られた。
宗鏡禅師と細川頼之の墓で、頼之は三河国(愛知県)の生まれで、将軍足利義満を補佐していた管領職であった。また応永元年(1394)、一休禅師はこの近くの民家で誕生した。幼少の頃、このお寺で修行されたという。中門から本堂を望む
スギ苔美しい地蔵院は、約4000坪の境内の半分が竹林に覆われていて、「竹の寺」と呼ばれるとおり、門を入ってからずっと竹林の径が続く・・・風が吹くたび竹がきしみ、独特の音を奏でる。春夏秋冬、静寂な佇まいは、物語る・・・隠れた紅葉の名所でもある。
<地蔵院へのアクセス>
住 所:京都市西京区山田北ノ町23  
交通案内:阪急電車 上桂下車 徒歩約13分
      京都バス 苔寺下車 徒歩約3分 市バス 苔寺口下車 徒歩約10分
駐車場:自家用車5台分あり 無料 (民営駐車場、歩10分、有料)
車椅子:見学不可 
拝観時間:9:00 - 16:30(受付終了・16:30)
休 日:無休
拝観料金:大人、大学生、高校生500円(400) 
      中学生、小人、   300円(200)
      障害者、400円
お問合せ:075-381-3417・団体要予約(30名以上)

2009年7月10日金曜日

聖護院門跡

本堂の前は庭の様だが、左中央に護摩の焚くところが見える
聖護院は『聖体護持』の名を取っていう
聖護院(しょうごいん)の開創は1350年前、役行者(634~701)だが山伏を経て天台宗智証大師円珍(814~891)に伝わった。
寛治4年(1090)、白河上皇が熊野三山を参詣される際に先達を勤めた修験僧、増誉(ぞうよ)大僧正が、その功績により賜った寺院という。
「聖護院」の名は白河上皇の護持僧でもあった増誉大僧正の得により『聖体護持(せいたいごじ)(天皇をお護りする)』の2字を取り、寺を本山派修験(山伏)の総本山となった。本尊、不動明王は不動堂に祀られている
御所より拝領の書院(重文)増誉大僧正は、全国の修験者の統括を命じられ、聖護院の最盛期には全国に2万の末寺をかかえる一大修験集団となったという。
天明8年(1788)の大火で御所が炎上、光格天皇が仮皇居としてお住まいになり政務を執られていた。寛政11年(1799)、光格天皇は役行者に「神変大菩薩」との諡号(しごう)を贈っているが、この聖護院でのことだった。
以後、役行者を礼拝する折には、「南無神変大菩薩」と唱える。数々の重文や宝物がある
宸殿から庭を望む創建後、たびたび(4度)火災に合い、その都度市内を転々としたが、現在の場所に戻って来た。明治までは西側に聖護院村があり、うっそうとした「聖護院の森」が広がっていたとか!かつて御殿と呼ばれたこの寺の名は、今ではむしろ土地の作物だった聖護院大根や、八ッ橋の発祥の地名としてよく知られるようになった。聖護院といえば八ツ橋、老舗の西尾さん
今でも春に葛城修行、夏に大峯奥駈修行、 数年に一度、全国の修験道場を修行する国峯修行を行なっている。史跡、旧仮皇居・聖護院門跡、きりりとした佇まいが昔とかわらぬ修行の厳しさを物語っている。
なお、拝観は10時開始だが5分遅刻した!お坊さんは丁寧に解説してくれ、時間は約60分だったがこの日は、人数も7名と少なく100分は話してくださった!感謝。。。

<総本山聖護院門跡・拝観の案内> 
住  所:〒606-8324京都市左京区聖護院中町15
           TEL075-771-1880 
           FAX075-752-4088   
予約方法:ハガキに拝観希望日時(第3希望まで)
拝観時間:午前10時~午後2時~2回(約60分)
拝観料金:大人600円 団体(15名以上)、中・高生は500円。
     ● 障害者手帳不可
駐車場:約15台。
交 通:市バス  熊野神社前下車 徒歩約3分
    京阪電鉄 丸太町駅下車 徒歩約10分
    

2009年7月9日木曜日

清水寺 地主神社(じしゅじんじゃ)

地主神社は清水寺の鎮守社
えんむすびの神さま
地主神社(じしゅじんじゃ)は東山区にある神社で清水寺の本堂北側にある。
清水の舞台を出て直ぐ左手にある神社で、江戸時代までは清水寺の鎮守社であった。大国主を主祭神とし、縁結びの神さまとして有名で、境内は良縁を願う若いカップルの参拝客で賑わう。 若い女性に人気がある「恋占いの石」
大国主を主祭神社伝によれば、創建年代は日本の建国以前とされている。 あまりの古さにその歴史は明らかではないが、本殿前の「恋占いの石」が原子物理学者、ボースト博士による科学的な年代測定で縄文時代の遺物であることが証明されたという。笹に願いを込めた短冊
彼女は何をお願いしたのかな!また古代、京都盆地が湖で地主神社の鎮座する辺りは、古来「名勝蓬莱山(宝来山)」と呼ばれ、 不老長寿の霊山として信仰を集めてきたという。
地主神社の境内地は島で、「蓬莱の島」として信仰をあつめていたという。東隣下の崖には今も 「船着き場」の跡が残っている。 地主大権現、天井に”龍”
水掛地蔵、彼の気持ちは?古くから縁結びに御利益があるといわれる地主神社の「七夕まつり」。良縁を願う若いカップルは2つの「恋占いの石」に祈願をする。 
7月7日、七夕の夜、天の川を隔てて輝く、(牽牛星)彦星と(織女星)織姫が 一年に1度だけ逢うことが出来る夜。この時期、町のあちらこちらで願い事が書かれた短冊を下げた笹を目にするが、何よりも、子どもたちに夢や希望を与え、若い人たちは七夕と言えば短冊に願い事を掲げ良縁を願う人も多いという。年に2回だけし開かない門 
”しあわせ”彼女は身動きせず見ていた!恋の願いが叶うといわれる地主神社「恋占いの石」は、片方の石から反対側の石に目を閉じて無事にたどり着けば叶うという。
大国さまの向かいにある銅鑼を三度慣らし祈願すると、その響きが神様に伝わり、良縁を授かることができるという「銅鑼の音祈願」もある。
縁結び祈願はひとりで真剣に神様に向き合うことで御利益の力が一層高まる。
また一本の枝に八重と一重が同時に咲く、珍しい「地主桜」がある。

1 ささの葉 サラサラ、のきばに ゆれる、
       お星さま キラキラ、金銀砂子(すなご)
2 五色(ごしき)の たんざく、わたしが 書いた、
       お星さま キラキラ、空から 見てる
    作詞:権藤花代、林柳波  作曲:下総皖一
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2009年7月8日水曜日

八坂神社・綾傘鉾稚児社参

綾傘鉾稚児社参
7月八坂さんは祇園まつり
東山区の八坂神社で祇園祭の山鉾巡行で綾傘鉾(下京区)を先導する稚児が祭りの無事を祈って社参の儀があった。普段身に着けたこの無い狩衣(かりきぬ)姿を装束に纏い、稚児に選ばれた男の子6人は凛々しく感じた!
狩衣(かりきぬ)姿を身につけた稚児たち本殿に入る神職山鉾巡行は17日だが鉾を出す、綾傘鉾の町内には子どもがいないため毎年町外から候補を募っているという。
古式豊かに、白塗り化粧に金色の烏帽子(えぼし)や袴を身につけた6人は、善長寺町内(綾傘鉾)と養氏縁組を済ませ「結納の儀」を行なった。
八坂神社の南楼門(ろうもん)から朱傘を差されて境内に入った。本殿礼拝の時に「お千度の儀」
本殿では、神木のスギの葉を入れた「杉守(すぎまも)り」や、稚児の証となる「宣状」を八坂神社の神職から神妙な面持ちで受け取った。続いて本殿を3周し、父親に手を引かれ本殿の正面と背後で手を合わせ「お千度の儀」をして祇園祭りの道中の無事を祈った。かしわ手を打つ稚児ら
あぁ~つかれたー今年の稚児は次の方々、宇治市から、天池くん(6)右京区、中島くん(5)右京区、飛田くん(5)右京区、田中くん(5)上京区、多門くん(7)中京区、吉岡くん(8)
稚児のほほえましい様子を家族や観光客・アマ・カメラマンも見守った。
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2009年7月6日月曜日

PC「なんでも相談」

いつもお世話になっている京都市洛南身体障害者福祉会館は南区にある。
兼ねてから予約を済せ、私たちは福祉会館のパソコン教室で知り合った仲間で、
4日会館でPm2:00~4:00まで活動の一環としてパソコン学習会を開催した。
私たちは福祉会館でパソコンを習得し結成したクラブである。
初めは「ドットCom懇談会」と題し2004年3月から洛南身障害会館のパソコン教室の受講者有志で立ち上げた。横の繋がりをもっとより良く、パソコンを通してお互いに切磋琢磨し広い視野に立ち相互の自由な交流と情報交換を考えようとした。のちクラブも、「SUMIF」と名を変更、現在は「Raku-pc-club」と称している。去年から年会費500円、会員は現在26名。連絡はyahoo’japanの「ML」メーリングリストで行なっている。
このクラブは5年も経過するが年数回の集会だけで細々と持っている。
活動の中にはパソコンの勉強会もある。
今回は、パソコン情報機器に明るい洛南PC講師・O先生とT先生お二方をお招きしてPC勉強会「なんでも相談」を開くことにした。
もとより、洛南パソコン教室でパソコンのイロハを習得し、進めば進むほど難解になり、また知識も容易ではない!パソコンは器械・トラブルの解消やスパムメールの解消・セキュリティなどの対処は・・・大切なパソコンを守っていくのかについて、O氏のセキュリティ関連、ウイルス対策の講義を学んだ。
その後、待望の相談に入った。
矢継ぎ早に、質問攻め・・・しかし、会場にはパソコンを繋ぐ回線が無い!
両氏は丁寧に回答してくださった。
2時間のタイムは瞬く間に過ぎた・・・ 次々と押し寄せる浜辺の波の如く、パソコンの学習もまた同じである。今更サジを投じてしまう様なことはしたくない!
私たちには、O氏とT氏が支えになってくれていることを心から感謝を述べたい・・・

問い合わせは
Mail:gottuan7@gmail.com

2009年7月3日金曜日

菅原院天満宮神社

菅公御生誕地菅家邸跡と鳥居門“烏丸のてんじんさん”と親しまれている菅原院天満宮神社に参詣した。
烏丸通の西側、京都御苑下立売門の向かい側にある。
この菅原院天満宮神社にはその昔、菅原道真(みちざね)の曽祖父・菅原古人(ふるひと)の邸宅で「菅原院」があった場所。
癌やはれものにご利益があるという梅丸大神菅原院天満宮神社本殿祭神の菅原道真の父是善(これよし)ら曽祖父以来三代が住まったところとされ、石鳥居横に「菅家邸址」の石碑が建っている。その後紆余曲折はあったが、この地に菅原道真公を本座とし、相殿に父是善卿を奉祀して、菅原院天満宮を創建し今日に至っている。
社務所道真の産湯に使った水を汲んだ井戸菅原院天満宮は菅原道真の祖父の邸宅があり、この邸宅で菅原道真は誕生の地と伝えられる。境内社務所の北に「菅公御産湯の井」ある。この井戸は、道真公誕生(845年生れ)が産湯をつかった井戸で現在も当時のまま残っている。1165年経過している。外寸は110cm角、深さは約9m。今、水は湧いていない。撫で牛
京都御苑下立売門境内には梅丸大明神という社があり、ガン封じにご利益があるという。また、「丸い石」の置物があったが、痛いところを撫でるとご利益があるという!
天満宮にはつきものの撫で牛もあった。さらに合格祈願の絵馬も祀られていた。
門には今年の干支 、牛が描かれた絵馬が掲げられている。

2009年7月1日水曜日

野宮神社(ののみやじんじゃ)

3年毎に立て替えられる”黒木鳥居”
本殿中央に野宮神社の祭神京都・嵐山嵯峨野、竹林の小径の奥地に清らかな野宮神社がある。
野宮神社は伊勢神宮の斎王(天皇一代に限って祭祀に奉仕する未婚の皇女)が、伊勢神宮下向前に3年間籠もり、心身を清めたという伝えられる古刹。
皇太子殿下も参詣黒木鳥居は四国の高松から奉納されている
”黒木鳥居”という、黒い樹皮がついたままの珍しい木の鳥居が現れる由緒ある神社。黒木鳥居はクヌギの木の皮を剥かないまま使用している。
日本最古の鳥居の様式で近年クヌギの樹木が少なくなり、四国香川県から取り寄せている。小柴垣はクロモジの木。天皇陛下の御即位式で鳥居が建てられ「大嘗祭(だいじょうさい)」も黒木鳥居も小柴垣に囲まれた聖地。例祭に使用するのだろうか?秋篠宮は白福稲荷大明神へ参拝
境内には3つの祠があり、本殿中央に野宮神社の祭神・野宮大神(天照皇大神)、右側には愛宕大神、左側に白峰弁財天が祀られている。さらに、子宝安産、商売繁盛・白福稲荷大明神や良縁結婚の神さま・野宮大黒天、交通安全、財運向上の神さま・大山弁財天も祀られている。本殿野宮大神では、修学旅行生の生徒さんが「正しい参拝の仕方」を付添いの先生から教わり実行していた。亀の形の石を撫でると願いが叶うといわれる神石じゅうたん苔
また中でも、縁結びに御利益があるといわれる野宮大黒天は人気で、若いカップルや女性が多い! 野宮大黒天の脇にある亀の形の石を撫でると願いが叶うといわれる神石「亀石」がある。一年以内に願い事が成就すると言う。
野宮神社は「源氏物語」の舞台や謡曲、和歌などにも表れ、黒木鳥居や小柴垣は、その当時のままの遺風を留めている。野宮神社は竹林も美しく、嵐山観光の憧れの一つにもなっている。野宮「じゅうたん苔」など縁結び、子宝安産などの神さまとして人気を集める神社だ!天井まで一杯に書かれていた
若いギャルが…
毎年10月の例祭において「斎宮行列」として、その様子を再現し平安の風情を現在に伝えている。嵯峨野巡りの起点として今も多くの方々に交通安全、縁結び、進学、安産、商売繁盛の神様として全国から崇敬を集めている。
拝観時間:午前9時~午後5時
拝観料金:境内自由
定休日:無休
駐車場:なし
アクセス:JR「嵯峨嵐山」駅 下車 徒歩5分、京福電鉄「嵐山」駅 下車 徒歩5分
阪急電鉄「嵐山」駅 下車 徒歩10分
京都市バス 「野々宮」バス停下車 徒歩3分