祇園東 二人のお店だし

花街祇園東で4日、置屋・叶家さんの“二人のお店だし”という儀式が行われたので行った。今日デビューする舞妓さんは、「叶久」ちゃんと「叶千代」ちゃんという。

置屋・叶家さんの「叶久」さんと「叶千代」さんは笑顔で午後2時半過ぎ、男衆さんと挨拶に向かった。

男衆さんの手引きでお二人は「おかぁーさん、よろしくおたの申します」と緊張の面持ちで女将にご挨拶し、お茶屋を一軒ずつ廻った。

舞妓さんになるための、手解きを受け、目出度くお店だしである。

お二名の新舞妓さんは、小雨降る中、番傘を挿していった。

新舞妓さんの叶久ちゃん、叶千代ちゃん、観亀稲荷神社で記念撮影した。

男衆さんは栄政さんを訪問、「お店だし」に参りました。

舞妓さん、正装の黒紋付に身を包み、だらりの帯は約5・6mもあり、衣装全体で20㎏近い重さにもなるという。

二名の舞妓さんは、姉芸妓さんたちと三々九度の盃を交わす「お盃」の契り交わす儀式が行われた。

舞妓さんの「叶久」ちゃん、「叶千代」ちゃん。

お茶屋 田中さんの女将と記念撮影をした。

お店出しとは、舞妓さんが花街に初登場のことで、これから芸妓さんを目指して修行をしていくお披露目である。

二人の店だしは、日ごろご贔屓筋になっているお店に挨拶し、雨降るなかお疲れ様でした。（10/4撮影）