黒紋付きに稲穂のかんざしを髪に挿した芸舞妓さんが集合し、「おめでとうさんどす」と新年の挨拶を交わし、新しい一年の芸の精進を誓いあった。
午後1時すぎ、四条花見小路下るの歌舞練場前には大勢の写真愛好家がびっしりと身動き出来ないほどの混雑だった。
式典後、芸舞妓さんはお互いに新年の挨拶を交わし、ご神酒が振舞われた。
歌舞練場から出た芸舞妓さんに「おめでとうさんどす。ことしもよろしゅうおたのもうします」と新年のあいさつを交した。
各ご贔屓のお茶屋さんなどにも 挨拶に行った。
あお茶屋さんやご贔屓筋など一軒一軒挨拶に回った。
暖簾は信用と格式を表し、家紋が用いられている。
艶やかな芸舞妓さんの姿を写真に納めようと大勢の写真愛好家らが集まりシャターを切り熱気に包まれた。
置屋、小田本さんの軍団は総勢7名の芸舞妓さん。
四条花見小路上るの「くずきり」で記念撮影をした。
黒紋付き姿の芸妓や舞妓が「おめでとうさんどす」と技芸の師匠らと新年のあいさつを交わすたびに髪に飾った稲穂が揺れ、艶やかな空気が漂う姿は晴れやかで凛とした風格でもある。
始業式は、祇園甲部以外に祇園東や先斗町、宮川町の4つの花街でも行われ、花街一帯は華やかな新春ムードに包まれた。
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