2008年10月27日月曜日

京都桂温泉「仁左衛門の湯」と旧山陰街道樫原をたずねて

「仁左衛門の湯」入口
国道9号線沿いにある国道9号線、千代原口の交差点を西に向う、1㌔もない!
京都桂温泉「仁左衛門の湯」は右手にある。
この温泉も誕生してからもう7,8年になっただろうか!
私の住いしてる洛西ニュータウンから近場でもあり好く利用する。
”仁左衛門”と言う名称?この名前に興味を覚えた!
温泉は三ノ宮神社の麓の地下水から湧き出し、その昔、松尾大社の「亀井の泉」が代表するように恵まれた水処だった。
国道9号線がなかったころ、桂大橋から桂離宮を右手に見て阪急京都線桂駅を過ぎると旧山陰街道に入った。旧街道は一般車両やバス路線とあって道路も狭く離合も困難! 樫原は宿場町馬屋の面影樫原から三の宮神社や史跡公園と心行くまで歩いた。
樫原から西へ向かうと最初に飛び込んできたのは馬屋の跡。その昔、樫原は入洛する大名行列の宿場町だった。
小畠川(別名:明智川)この流れもまた嵐山渡月橋、大堰川(保津川)より分離したと記してあった。小川は飛び越えることが出来きる。勤王の志士が殉死したところ
石碑があり、この付近の樫原札の辻で殉死したことが明記してあった。この地にもマンションが建ち並んだが、小泉家の由来を(写真参照)当家の主、小泉仁左衛門は当時、油商だった。その大きな油壺がいまでも残っている。
懐かしい街屋風景を観ながら三の宮神社へとあるく… 小泉仁左衛門は油商史跡公園
史跡公園にも寄ってみた。春はさくら、秋は月見の宴が催される。 「八角塔」跡が永久に保存されている。
「八角塔」(写真参照)跡が永久に保存されている。私も随分前だが仲秋の月を観月したが夜間と混雑で覚えていなかった。
こうして歩いてみると新発見が多々あった!。
仁左衛門…謎が解けた!
「京都桂温泉・仁左衛門の湯」のオーナーは小泉家とは縁が深いのだそうだ!阪急桂駅から送迎・無料のマイクロバスも運行
史跡の説明重くて濃いツルぬる(冷泉)の湯は阪急桂駅から送迎・無料のマイクロバスも運行10分~15分の所要時間で便利だ!
年中無休。
いまでは「仁左衛門の湯」は温泉マニアに親しまれている。
町並みベンカラ格子、古き良い時代を散策した。
何時の代も街屋風景、守り通して欲しいと願った。