2018年8月4日土曜日

京都 島原の八朔

八朔は旧暦8月1日の意味で、祇園や先斗(ぽんと)町などの花街では、新暦の1日に、芸舞妓さんが日ごろお世話になっている人たちにお礼を言う風習がある。
日本最古の花街とされる下京区の「島原」で1日、午後3時から「八朔(はっさく)」の行事が去年から復活された。
葵太夫さんは、墨絵で竜が描かれた白打ち掛けで置屋、末広屋を出発した。
輪違屋(わちがいや)にあいさつに参る葵太夫さんの後姿。
新調された純白の打ち掛け姿の葵太夫さん、二人の禿を伴って・・・。
島原は豊臣秀吉の許可で1641年に現在の場所に移され、幕末には新選組も通うなど栄えた。
戦後、市中心部から離れた立地などから廃業する店が続出し1980年代に八朔も途絶えてしまったという。
嶋原住吉神社にお参りした。
葵太夫さんは道行く人に「おめでとうさんどす」とあいさつしていた。
八朔は置屋「末広屋」を開業、司太夫さんが、娘の葵太夫さんと共に独立しことがきっかけとなった。
角屋さんにもあいさつのため訪問した
輪違屋にや料理店、旅館などを訪ねた。
格式の高い嶋原太夫さん。
お茶屋は現在「輪違屋(わちがいや)」の1軒だけが営業している。
島原復活の第一歩になり、さらに町全体を巻き込んで盛り上げたいと言っていた。  (8/1撮影)

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