奈良時代以前に創建されたと言われる古社で、境内に日本に養蚕を伝えた秦氏ゆかりの養蚕(こかい)神社、通称「蚕の社」として有名である。
創建当時、この地は鬱蒼とした森であったが、現在では宅地化の波に押し寄せられ、神社の周辺は住宅が密集している。
大宝元年(701)、今から1300年以上も前、養蚕(ようさん)・機織(はたおり)・製陶等を日本に伝えた渡来人の秦氏が建立した神社とされている。
この池の中心に天保2年(1831)に再興された「三柱鳥居」が建っている。
京都の三つの珍鳥居の一つとされていて、京都御苑内のなかにある厳島神社の唐破風鳥居(島木とよぶ鳥居の横木が唐破風造り)と北野天満宮内にある伴氏社の鳥居(両方の柱の下が蓮の華状となっている)がある。
ことしも木嶋神社「土用の丑の日(元糺の池)」で手足を水で清め参拝した。魂が目覚めるような、素朴でひっそりとした神社の印象だった。
<木嶋神社>
・住所:京都市右京区太秦森ヶ東町50
・電話:075-861-2074
・拝観:境内自由
・アクセス:京福電鉄嵐山線蚕ノ社駅北へ4分
市バス 蚕ノ社バス停5分
地下鉄東西線天神川駅西徒歩10分