2020年2月27日木曜日

祇園甲部 依子ちゃんのお店だし

祇園甲部で27日、大安の日に置屋・西村さんでは「お店だし」があり、「依子(よりこ)」ちゃんは正装の黒紋付と扇子を持ち男衆さんと共に四条花見小路通りにある一力茶屋の暖簾を潜った。
今日、デビューする「依子」ちゃん、黒紋付に身を固め緊張の面持ちで撮影した。
お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
正装の黒紋付と扇子を持ち、依子ちゃんは下唇には紅をささない…。
依子ちゃんは、お姐さんたちに深々と挨拶をした。
四条花見小路の信号待ちで、お茶屋・西村さんの「依子」ちゃん。
ぽっくりの音も軽やかに、男衆さんとご贔屓筋に廻って挨拶をした。
舞妓さんの依子ちゃん、僅か15、16歳で大人びた顔をしていた。
男衆さんと共に依子ちゃんは、「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
今日はお店出しや衿替えで、廣島家の小衿さんにも遭遇した!
祇園甲部の依子ちゃんや小衿さん、それを取り巻くカメラマンたちで、嫌が上にも熱が上がって混雑になった。(2/27撮影)

2020年2月25日火曜日

中堂寺の勝光寺 水行のお火焚き

下京区中堂寺にある日蓮宗・勝光寺(しょうこうじ)は、山号を学要山という寺院で23日、大荒行を成満された僧をお招きし、国家安泰・護国成就や無病息災・身体健全・家内安全を祈願する法要の大国祷会が行われた。
勝光寺は室町時代の応永34(1427)年、日新上人によって創建され大きな寺院だった。
本堂の餅捲き、おうどん、餅はかす汁の中に入れて味わい、甘酒もご馳走になった。
本堂から水行される三名の修行僧が降りれこられた。
修行僧は呪文を唱え、一気に水をかぶった。
寺宝としては日完上人の曼荼羅ニ幅、平安時代の十一面観音立像を所蔵しているという。
暖冬とはいえ、まだ寒い季節の修行であった。
境内には本堂、客殿、庫裡、水子観音供養が建ち並でいる。
修行僧の水行後、参拝者は幣束(へいそく)を取った!
修行僧は護摩供養と加持祈祷会となった。
続けて護摩供養が行われた。
無病息災・家内安全など書かれた護摩木を燃やす修行僧三人たち。
昭和54年に本堂を新築、平成8年に客殿・庫裡を新築したという。(2/23撮影)

2020年2月24日月曜日

京都御苑 梅林

御苑の九條家ゆかりの「黒木の梅」を観賞して“小川の出水”まで行った。
御苑の梅林は約200本の梅の木があり、早咲きから遅咲きまで楽しめる。
御所のいつもよく来る、小川の出水。
八重の梅と一重の梅の花があった。
一重の梅の花と中輪の八重の梅。
約20種、約250本の白梅・紅梅が咲く。
京都御苑のあちこちで、いろんな品種の梅を見ることができる。
満開になった梅に、メジロは梅の枝を渡り歩いて蜜を啄ばんでいた。
やっと会えたメジロ、だが梅林の上で…。
梅の蜜を吸いに来たので撮ってみた。
こちらにも小鳥がいたが…。
今年は暖冬で例年より花は咲きだした!(2/21撮影)