31日、祇園花街宮川町のお茶屋/置屋「しげ森」さんで“二人の店だし”という儀式が行なわれる裏情報を得たので行って見た。店出しとは舞妓さんが華々しく花街に初登場ことで修行を経たお披露目である。

松原通のお茶屋「しげ森」さんの前で「おめでたい目録」があり、今日晴れてデビューする方は「ふく珠」さんと「ふく英」さんのお二人方であった。

しげ森さんの室内撮影もすんで火打ち石の音がし、プロカメラマンの撮影があり、女将さんが「自由に撮ってください」といって下さった。

華やかな色紋付に身を包んだ新舞妓の左、「ふく珠」さん、右、「ふく英」さんは共に初々しかった。

普通、女衆さんの手引きで挨拶廻りに出かけるのだが、お茶屋「しげ森」さんの目録の前で記念写真の撮影で写真愛好家はシャッターをバシャバシャと押し続けた。

撮影も済み(12:50頃)、これから女衆さんと日ごろご贔屓筋になっているお茶屋さんなどお店に挨拶に廻った。

宮川町は四条通から五条通の鴨川から東側にある花街で、四条河原に芝居小屋があったことから、多くの役者が住んだと伝えられ、寛文6(1666)年に祇園外六町と共に栄えた。

町名の由来は、祇園社の御輿洗いのための神水を汲む四条大橋あたりの鴨川を宮川と呼んだことから宮川筋と呼んでいたという。

宮川町、ふく珠さんとふく英さんの花街デビューのお披露目の店だしで女衆さんと日ごろご贔屓筋になってお茶屋さんなどお店に挨拶に廻った。つづく・・・(10/31撮影)
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