2019年4月30日火曜日
洛南 鳥羽の藤-2019-
上鳥羽の鳥羽水環境保全センターのフジの花は19日に見学会、恒例一般公開は26日~28日開催していて27日、寒い日に行った。
藤棚は全長120mもあり、この中にノダフジ、ヤマフジ2種3品種えてあるという。

ノダフジの歴史は、摂津国野田(現在の大阪市西成区付近)の藤の宮にフジの名所があったところから由来するという。
鳥羽の藤棚は全長120mもあり、人気の「藤回廊」とフジの涼しげな紫色のカーテンを楽しんだ。
垂れ下がる中を歩くと甘くほんのりと良い香りがしたが、北風が強い・・・。
古くから日本人に親しまれ、生活に欠かせない植物で、いまや観賞用となった。
丈夫な‘つる’は縄の代用としたり篭などの細工、椅子などの家具材料として用いられ、繊維からは衣を織ったという。

垂れ下がる紫紺の花房は吹く風に靡いて寒そうにしていた。
あけぼの藤と紫甲比丹(むらさきかぴたん)の種類もあった。
優しい色合いのフジ棚の下に入ると“極楽、極楽”といった感じで『こころがやすらぐ春の一日』だった。
鳥羽水環境保全センターは全国4位の規模を誇る広大な敷地を有し、“鳥羽の藤” の名所として親しまれている。(4/27
撮影)
垂れ下がる紫紺の花房は吹く風に靡いて寒そうにしていた。
2019年4月29日月曜日
知恩寺 二十五菩薩練り供養
25日、左京区百万遍の知恩寺の二十五菩薩練り供養は、滅多に見られない貴重な行事で、仏の仮面姿でゆっくりと進む様子に、三年に一度の厳かさを感じらた。
境内南側にある阿弥陀堂に集った。
午前10時半、勤行の後、地蔵菩薩を先頭に大きな後背を背負った金色の菩薩たちがお堂を出発した。
境内をゆっくりと歩く菩薩たち、列をなした菩薩(ぼさつ)が極楽浄土から現世に来迎(らいごう)する様子。
行列で再現する「二十五菩薩練り供養」が雅楽の音とともに境内の参道を静々と歩いた。

右手を支えられながら100mほどの参道をゆっくりと歩き、法然像のある御影堂へと向かった。

法然の遺徳をしのぶ御忌大会(ぎょきだいえ)の一環で沿道には参拝者が合掌して行列を見守った。
多くのカメラ愛好家も訪れ、地上に現れた仏の姿を収めていた。
知恩寺では法然生誕の地に立つ誕生寺(岡山県久米南町)の練り供養の特別出開帳として三年に一度、御忌大会の最終日に行われている。(4/25撮影)
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