八朔は旧暦8月1日の意味で、祇園など各花街では、新暦の1日に芸舞妓さんが日ごろお世話になっている人たちにお礼を述べる風習がある。日本最古の花街とされる下京区の「島原」では、午後3時から「八朔(はっさく)」の行事が一去年から復活された。

墨絵で竜が描かれた白打ち掛けで置屋、末広屋を出発 葵太夫さんは、輪違屋(わちがいや)にあいさつに参った。

葵太夫と二人の禿(かむろ)。

二人の禿を伴って歩く、純白の打ち掛け姿の葵太夫さん。

島原は豊臣秀吉の許可で1641年に現在の場所に移され、幕末には新選組も通うなど栄えた。

島原住吉神社にお参りする葵太夫さん。

戦後、市中心部から離れた立地などから廃業する店が続出し1980年代に八朔も途絶えてしまったという。

葵太夫さんは道行く人に「おめでとうさんどす」とあいさつしていた。

松栄さんや輪違屋(わちがいや)、角屋さんにも入った。

京料理の乙文さんへもあいさつに入った。

葵太夫さんの後姿、墨絵で竜が描かれた白打ち掛けでした。

子猫が桶の中でスミカにしていた!

八朔は置屋「末広屋」を開業、司太夫さんが娘の葵太夫さんと共に独立しことがきっかけとなった。

島原復活の第一歩になり、さらに町全体を巻き込んで盛り上げたいと言っていた。(8/1撮影)
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