豊かな八条ヶ池を二分する中堤は、今も参道として使われており、真ん中の石の「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進という。
2016年4月22日金曜日
キリシマツツジ2016 長岡天満宮
20日、長岡京市八条ヶ池を訪ね長岡天満宮の「キリシマツツジ」を観賞した。天満宮のキリシマツツジは、樹齢100~150年位と推定され、約100株が植えられていて市の「天然記念物」に指定されている。
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この春、温暖な気象に恵まれ、深紅のキリシマツツジは一気に開花され、一週間余り早くなったという。
キリシマツツジは、九州南部にある霧島山に因んで「霧島ツツジ」と名付けられ、野生に近く大きく株別れしており高さ2.5m~3mにもなるという。
八条ヶ池のキリシマツツジは有名で、その見事な緋色の回廊は我が国随一と言われ、花の満開の季節には多くの参詣者や観光客で賑わっている。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhPI9U3OahXsmEcLTWiI1VeMRIPtM5d4G23OrbysgvHJf0dNh3BRxqovnTDt8sKUOnnrtsH8-4SWOpHSEIZA8YUOLVVYgdkS0gUzlNVcv4XPYmONiVgYUvirnkON3JQnwJJPtrRPIjn4mZs/s200/P4200009.JPG)
豊かな八条ヶ池を二分する中堤は、今も参道として使われており、真ん中の石の「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進という。
また風光明媚な池畔には1881(明治14)年からの老舗料亭・錦水亭の張り出しお座敷があり、水面に浮かぶ大小の数寄屋造りの建物と周囲の自然豊かな景観が 見事に調和している。
深紅の花を咲かせる「キリシマツツジ」は壮大で、花を求めて大勢訪れる。
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天満宮の東側に南北に細長くのびるこの池は、親王にちなんだもので、境内周囲に堀を掘ったと伝わっている。
農業用の溜め池として利水され、外周は約1㎞、貯水量は約35000トンもあり八条ヶ池は農作物に潤いを与えている。
長岡京名産の「竹の子」料理を食べながらキリシマツツジを観賞することができる。
老舗・錦水亭の池畔には「黒鳥」がおる!
観光や参拝者も多く中堤と中ノ島を結ぶ総檜造りの水上橋を含む一帯は、「八条ケ池ふれあい回遊のみち」と名付けられている。(4/20撮影)
豊かな八条ヶ池を二分する中堤は、今も参道として使われており、真ん中の石の「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進という。
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