gottuan's room
~ らくさいの三宝路 ~
2012年7月24日火曜日
植物園3 温室
つづく・・・今から99年前、京都府が大正天皇の即位を祝った「大礼記念京都大博覧会」の開催用地として購入したが博覧会は開催されず、10年の歳月をついやして植物園になった。 北半分は自然に近い半木(なからぎ)の森と呼ばれ、水車小屋もある。四季折々の草花が見られる生態園や熱帯植物を集めた温室がある。
今日は温室を訪問したが、いつ見ても新発見する、世界最大の花「ラフレシア」は直径90cm程、腐臭を発する。素晴らしい香りのするシンクン、熱帯マレーシアに分布し琉球諸島に野生化している。
花から糸状物が垂れ下がっている、パキスタキス(鬱金珊瑚)はキツネノマゴ科だ。いまユリの季節、清潔感のあるアンデス地方のアマゾンユリはビガンバナ科。
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)はツルの先端に風鈴のようにぶら下がるように咲く。 ハイビスカスの仲間のアオイ科で東アフリカ原産。バナナは良く頂くが風変わりな形をしたバナナの花?バナナとバショウの見極め方、でもどっちでもよい・・・。
アリストロキア・ラビアタ (ウマノスズクサ科)は、ツルで変わった恰好の花が多い。温室のサボテンまできたが、黄色の花が咲いているサボテンはキンシャチ(金鯱)という。
アフリカバオバブの木は童話の「星の王子様」で有名で大輪の花を咲かしてくれるが、毎日花は咲ない、また花を観るのには午前中がよい・・・。南西アフリカの砂漠地帯に分布するキソウテンガイ(奇想天外)は長寿の植物で、終生2枚の昆布のような葉を伸ばし続けて生きる、花が咲いていた?。
アフリカ原産のソーセージノキもある、まるでソーセージのように実っているが食用にはならない!またパナマが原産のローソクノキもあるがどちらもノーゼンカツラ科である。
府立植物園内の「四季・彩の丘」は今年リニューアルオープンしたところでまだ整備がなされている。府立植物園は春夏秋冬、観るところがたくさんあって楽しい・・・(完)
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