天満宮の境内西側には、1591(天正19)年、豊臣秀吉が洛中洛外の境界、また水防のために築いた土塁「御土居(おどい)」の一部が残り史跡に指定されている。
そのほとんどが江戸時代に取り壊され、現存するのは天満宮の境内ほか数箇所となっており、1965(昭和40)年に都市計画の重要な遺構となっている。
紅葉の錦 神のまにまに
小倉百人一種の道真の歌が総門(南門)に掲げられている。
秋の紅葉は道真がこよなく愛でられた梅と同様に、もみじの樹木が御土居一帯に神徳を偲ぶかのごとく鮮やかに彩られる。
また、御土居にはかつて紙漉き場であった紙屋川が流れており、赤や黄に見事に染まった木々が水面に映え、錦秋の世界へ誘う。
(完)
<史跡・御土居のもみじ苑>
住所:京都市上京区馬喰町 電話:075-461-0005
日時:2010/11/23(火・祝)、25(木)、27(土)~28(日)、12/4(土)~12/5(日)
※ライトアップ時間…日没~20:00
料金:境内無料
※もみじ苑入苑拝観料…大人600円 障害者300円(茶菓つき)
交通:市バス ※いずれも「北野天満宮前」下車すぐ
駐車場:あり
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