その後、15:00からガラシャが細川忠興と婚礼の儀を再現した。
戦国動乱の渦中に生きた悲劇のヒロイン、細川ガラシャゆかりの地・勝竜寺城公園一帯にはガラシャ通りもあり歴史とロマンの城として名高い。
ところが、天正10年(1582)父・光秀が主君信長にそむいた「本能寺の変」が起き、その後、光秀も討たれたため、ガラシャは「逆臣の娘」になった。
しかし、そんな中においても、貧しく弱い人々に身分の分け隔てをこえた人間愛の心を常に持ち続け、ガラシャはキリスト教に心の平安を求め、ついに洗礼を受け、細川ガラシャ夫人と呼ばれるようになった。
ところで、「ガラシャ」と言う名は洗礼名で『恵み』という意味だという!
幽閉を解かれたガラシャは大阪城下の細川家屋敷、その頃秀吉がバテレン追放令を出しキリスト教を信仰することを禁止。忠興はキリスト教に改宗した家中の者を追い出したが、ガラシャは幸いにも発覚を免れた。
やがて、徳川家康と石田三成の関ヶ原の戦いが激化、三成は家康方の大名である細川家のガラシャを人質に取ろうとするが、ガラシャは拒み、兵に屋敷を囲まれると家臣小笠原少斎の槍で胸を突かせ悲劇的な最後を遂げた。
数々の苦難にあいながらも、気丈に信仰を守り続けた人生は、後世の人々に大きな感銘を与えている。
「細川ガラシャ」ゆかりの深い長岡京で「婚礼の儀」が再現し、最後は地元酒造会社から祝福のビールが会場にも配られた。
その他の写真
<勝竜寺城公園>
住所:〒614-0836京都府長岡京市勝竜寺13番1号
電話:075(952)1146
交通:JR長岡京駅東口南500m 阪急電車・長岡天神駅徒歩20分
時間:9時~18時(11月~3月/17時まで)
休日:毎週火曜日
住所:〒614-0836京都府長岡京市勝竜寺13番1号
電話:075(952)1146
交通:JR長岡京駅東口南500m 阪急電車・長岡天神駅徒歩20分
時間:9時~18時(11月~3月/17時まで)
休日:毎週火曜日
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