南禅寺北西の閑静な別荘地の清流亭は西側にあり、紅しだれ桜の美しいところがあり、この地は南禅寺塔頭楞巌院(りょうごんいん)の地で、明治時代になってから政府に上納したものである。

道路脇から花見が出き、目も鮮やかな紅しだれ桜に酔いしれた。

清流亭は、非公開で河内智識寺西塔心礎(しんそ)が現存すると云う。

庭園は小川冶兵衛(植治)作庭で数奇屋は北村捨次郎作という。

小川冶兵衛の手による庭園、東山を借景に静かに時を刻む、老木が見ごとなしだれ桜の花を競演してくれた。


あ大正4年、東郷平八郎が「清流亭」と命名したという。

現在、東側は清流亭、西側は織寶苑となったという。

桜花爛漫の季節を向かえた。

春は紅枝垂れ桜が咲き、6月にはハナショウブが綺麗に満開になる。(4/12撮影)
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