花街 先斗町(ぽんとちょう)は、三条通一筋下るから四条通まで鴨川から木屋町通の間を南北に走る狭い町並みで、12日、 舞妓さんを卒業する「衿替え」が行なわれた。

置屋「やまぐち」さんで、舞妓・多香さんから芸妓にかわる“衿替え”のお披露目があった。

先斗町歌舞練場へ向かう、衿替えの多香さん、おめでとうさん。

今日、衿替えをするのは芸妓の「多香」さんは、新調の別誂えの豪華な「黒紋付き」を着付けてもらい、女衆さんと共にお茶屋さんにご挨拶廻りをした。

衿替えとは、赤い衿元から落ち着いた白い衿へと変わるもので、舞妓さんの二十歳ごろ祝うという。

女衆さんと多香さん。

芸妓の「多香」さんは女衆さんと一緒にご贔屓筋に回り「今後とも、おたのもうします」と挨拶した。

舞妓時代、日本髪で地毛で結うが、芸妓さんは鬘(かつら)を被るという。

芸妓になって嬉しいことは、髪の毛を気にしながら眠らなくてもよいという。

凛々しい芸妓の多香さん。

先斗町を南北に挨拶をして廻る「多香」さん、それを取り巻くように足早に細い路地でカメラフアンの方は行き交った!

置屋「やまぐち」さん、女衆さんと多香さん、お茶屋さんに挨拶廻りをした。(2/12撮影)
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