8日、午後から出町柳駅前にある長徳寺の早咲きの「オカメ桜」が満開になっているので観に行った。このオカメ桜はイギリスの桜研究家、イングラムが1947年(昭和22)にカンヒガン桜とマメ桜を交配して作り出したという。

長徳寺では、幼い苗木を分けていただき、1993年(平成5)に植樹、桜は日本の美女になぞらえて『オカメ桜』と命名したという。

寺ではオカメ桜の、八重緋寒桜の他、若木が三本もあるという。

本堂屋根に伸びようとする「オカメ桜」の枝ぶりは見事で、その可憐な小さな花弁は小輪で美しく、びっしりと密集し、一つ一つ下向きに咲いている。

花は艶やかな紅紫色で大きさはソメイヨシノより小さく下向きに咲いていて、バラ科の耐寒性落葉低木で開花は暖冬の影響で早い。


行き交う人々は出町柳バス停門前で、見事に咲き誇るオカメ桜の紅紫色の小さな花に足を止め、カメラを出して写真を撮り美しい風景をしばし見上げていた。

この時季、出町柳の長徳寺に行って綺麗なオカメ桜を観で春を感じた。

長徳寺の満開のオカメ桜を観て至福のときを過ごした。(3/8撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿