12日、大原野の善峯寺は小塩山の中腹で、開山堂や釈迦堂、薬師堂からの眺望は京都随一であり、好天を目指し紅葉狩りに行った。

善峯寺は、通称“松の寺”と呼ばれ徳川綱吉の生母“桂昌院ゆかりの寺”である。

平安中期、1029(長元2)年、恵心僧都の弟子・源算上人の開基と伝えられる。

本尊は十一面千手観音菩薩像で西国三十三所第20番札所でもあり「西山宮門跡」の名刹である。

上人117歳の尊像を祀る開山堂の周りには紅葉があった。

紅葉の桂昌院廟と多宝塔。

長元7(1036)年、後一条天皇より良峯寺の寺号を賜り、以来、歴朝の崇敬厚く、白河天皇によって諸堂が建立、後花園天皇が伽藍を改築し、往時には僧坊が50余に及んだが応仁の乱で焼亡した。

その後、江戸時代に「桂昌院」により再興され、現在に至る天台宗の寺院である。


回遊式庭園になっていて一周約40分で観られ、京都市内や大阪北部が眼下に一望出来る。

本尊薬師堂如来が祀ってあるところに立って市内を一望した。

真っ赤と鮮やかなカエデの紅葉もあった。

通称・松の寺としても有名で天然記念物の樹齢600年「遊龍の松」があることでも知られている。

見上げれば美しい紅葉があった。

境内敷地は3万坪(10万㎡)で四季折々の花が咲いている。

一と月前も善峯寺の秋明菊が美しく咲いているのでバスで出かけたが今回は紅葉狩りになった。(11/12撮影)
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