東山区「蹴上浄水場」は毎年G・Wのころ、ツツジの開花と合わせて施設も一般に公開されている。この恒例行事は市上下水道局が大型連休に併せて実施しているもので3日(土)~6日(火・祝)9時から16時の4日間、開催されている。

広大な蹴上浄水場は日本最初の急速ろ過方式の浄水場として明治45(1912)年、京都市で初めて給水を開始をした。

場内には水道処理施設の他に5種、約4600本のツツジの名所としても知られている。
大勢の市民が朝早くからツツジの花を求めて来ていたが、まだ5.6分咲きの感じだった。

場内の斜面には新緑とツツジが鮮やかに萌え広がり、赤紫のオオムラサキツツジや淡い赤ピンク色が調和して彩が美しかった。


今年もツツジのトンネルは不作でパスし「与謝野晶子」歌碑前では臼桃色のツツジや赤紫や淡いピンク色のツツジの植え込みを巡った。

現在、創業当時の施設が残っているのは第一高区配水池で、ここからの眺望は素晴らしい、京都守護職、松平容保公の金戒光明寺の総門や本堂、それに真如堂の三重塔が見えた。

蹴上のツツジは4,5日間早い感がし、咲き誇ると素晴らしい絶景になる!


長い急な石段を登り詰めると頂上は第二最高区配水池と太陽光発電設備や第1最高区配水池、真紅のキリシマツツジが迎えてくれ、市内東北部を一望できる。

うちわやイラストマップを手に汗を拭きながら高所に上り「お茶を一服」所望し、頂上にあるキリシマツツジの花を観賞した。

毎年、訪れる『蹴上のツツジ』、斜面には鮮やかな新緑が萌え、敷地に植えられる約4600本の彩のツツジが咲いていた。(5/3写真撮影)
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