gottuan's room
~ らくさいの三宝路 ~
2012年4月13日金曜日
平野神社の桜
北区の平野神社に
桜の花を観賞しに行った。
江戸時代の昔より「平野の夜桜」として名高く、境内には平野妹背(いもせ)桜や寝覚桜など
50
種
400
本の桜が咲き競う。
桜苑や神門内では、地域の児童の画を照らす静かな灯籠のもと珍しい桜を観賞できる。
794年、桓武天皇の命で大和国から遷座したのが起こりである。本殿は重要文化財に指定されている平野造り、格式ある式内社で旧社格は官幣大社の名社である。
神社の神紋は桜で、その代表的な
“
しだれの魁桜(さきがけさくら)
”
は今も名高く、他の桜に先駆けて咲くことから「魁桜」と名付けられ、平安時代より生命力を高める神様の象徴としている。
境内桜苑のなかに、祇園の円山公園にある枝垂れ桜“祇園御祖”一世は平野神社から移植したもので、いまもその面影を残している。
手洗い水の嵐山桜は山桜で花は紅白色、五弁の一重咲きで古代より襖絵などに見られる。
寝覚桜は葉が茂ると開花し目の覚めるような名桜である。胡蝶桜は八重の大輪で花は淡紅色であった。虎の尾桜は白色で花梗短く、枝に咲く島模様が虎の尾で珍しいという。
拝殿横には紅枝垂れ桜、本殿の右側、衣笠桜、大内山桜、本殿の左側に遅咲きの平野妹背桜があった。本殿左には中から白い白雲桜の枝が延びていた。
突葉根桜は一見、観る人があまりいないが、花は小さく
5m
~
7m
位であるが花弁は
62
枚も付いていてまるで菊の様な感じさえした。
有明桜という心の仄かな桜、八重の楊貴妃桜、純白は白妙桜(しろたえさくら)もきれいだった。海棠桜や御衣黄桜もあった。
ことしは例年より開花は遅くなったが、遅咲きの桜が次々と花を咲かせ、珍種の名桜が出番を連ねる桜の名所として長い期間、楽しむことができる。
10
日、曇天で桜が映えず、
12
日絶好のお花見日和で快晴の日で桜の花も生き生きとしていた。
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