つづく・・・六孫王神社の境内の桜はソメイヨシノで始まり八重桜、紅枝垂れ桜、御衣黄桜等で楽しめる。


境内に桜が咲き乱れる六孫王神社だが、長子・源満仲(みなもとのみつなか)が父の源経基(みなもとのつねもと)を祀った神社である。


六孫王(経基)は、牡丹を非常に好み、同神社の神紋は“牡丹”になったという。
桜が終わると牡丹とフジが咲く、北の弁天堂境内には石楠花も咲いていた。


境内中央は石畳が敷き詰められ左右に朱色の灯籠が並んでいる。「神龍池」に架かっている石造りの太鼓橋は「恋のかけ橋」とよばれ、神のおつかいが鯉で「鯉」=「恋」となることから縁結びのご利益で知られるようになったという。太鼓橋を渡ると、「神龍池」と呼ばれる瓢箪(ひょうたん)形の池も眺めることができる。


言い様のない美しさにしばし見惚れ、一気の満開に咲き揃う八重の桜を愛しくおもった。ことしも咲いてくれてありがとう、六孫王神社へは毎年来ている。


宝永年間に社殿が再建されたことから1 0月の例祭は「宝永祭」と呼んでいる。(完)
<六孫王神社>
住所:京都市南区壬生通八条角 電話:075-691-0310
拝観:境内自由
交通:JR各線、近鉄京都線、地下鉄烏丸線「京都」より徒歩13分。
市バス 16系統「六孫王神社前」バス停より直ぐ。
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