嵯峨釈迦堂前からバスで二つ目の終点大覚寺前停留所である。
大覚寺・大沢池は嵯峨天皇の離宮だった時代に中国の洞庭湖をイメージして造園されたもので日本最古の庭苑池である。
大沢池の北方には、百人一首の藤原公任(ふじわらのきんとう)の歌で知られる名古曾(なこそ)の滝跡も残っている。
古来、大沢池は日本三大名月観賞池としても知られる観月の名所である。仲秋の名月には龍頭船や鷁首船を池に浮かべ、平安の王朝絵巻さながらの「観月の夕べ」が催される。
嵯峨・嵐山が近くにありながら長閑に広がる大沢池と絵に描いたような風景・・・桜の花の木は池畔の周囲を巡り、自然の野原の中を歩く散策コースになっている。
<大沢池>
住所:京都市右京区嵯峨大沢町4 (大覚寺境内)
通常:9:00~16:30無料(桜の時期、大沢池散策は200円・障害者:無料)
交通:市バス28,91,92系統終点「大覚寺」
京都バス61,71,80,81系統終点「大覚寺」下車すぐ前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩約15分
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