15日、左京区真如堂にムクゲの花を観に行った、朱塗りの総門を潜ると直ぐ左側に白、紫、赤などの美しい花をつけるムクゲがある。本堂に通じる、広い石畳の参道脇には多種類のムクゲが咲いている。


ムクゲはアオイ科の落葉低木で、朝に開花、夕方には儚く萎んで枯れる花、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせていた。

花は「韓国の国花」としても知られて、 薬草としても効能があり、葉は茶の飲料するという。

一重のムクゲ。

背丈ほどの高さのムクゲが数10本ほどが一重や八重咲きの白、紫、桃色のきれいな花をいっぱいつけていた。

庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。

ムクゲの花にクロアゲハチョウの♀が飛来して来た!

クロアゲハはヒラヒラと舞って蜜を吸っていた。

クロアゲハチョウの♀は模様があり、解った!

真如堂は比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で正しくは鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺と言う。

今から千余年前、平安初期に比叡山の僧、戒算上人が本尊・阿弥陀如来立像を安置したのがその始めである。 (7/15撮影)
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