2日、梅宮大社に行ってハナショウブとアジサイを見て満足し、市バスの時間待ちでツバメの巣を発見、ヒナにエサを与える所を観察した。ツバメは冬を東南アジアで過ごし、海を何千キロも超え2月下旬になると九州南部、そして3月下旬には関東以西の広い範囲で見られるようになるという。さらに4月中旬になると北海道へも飛来する。

青空を優雅に飛ぶ「ツバメ」、そういえば最近見かけなくなったな~と思う、 都会ではツバメが子育てできる環境が少なくなり、その数が減っているのだそうだ。

ツバメの巣は泥を唾液で固め、少量のワラを混ぜることで、巣の強度を増すという。

子育てピークは2回で、1回目のヒナが巣立つと2回目の子育てをするツバメ夫婦が多い、卵はオスとメスが交代で暖め、卵を抱いてから2週間で誕生する。

特に6月は繁殖の季節でヒナがたくさん生まれ、親ツバメは交代で田畑の害虫を捕まえて、ヒナに運び、与えていた。

子どものヒナは多くの天敵に曝され、体力が必要で‘巣立つ’までに3週間要し、巣立ち間近になると羽ばたきの練習を開始するという。

巣立った若ツバメや子育てを終えた親ツバメは、巣を離れて水辺のヨシ原などで集団で夜を過ごすようになり、このような場所を「ツバメの集団ねぐら」と言う。

八月初めにかけて最大になり、ツバメたちは長い渡りに備えてたくさんの昆虫を食べて、飛ぶためのエネルギーになる脂肪を蓄え、そして南方へと旅立っていくという。(6/2撮影)
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