2015年3月9日月曜日
京都御苑 キノコと梅林
8日、このところ偶付気味の空模様だが回復し京都御苑にある梅林に観梅した。また御苑の黒い木肌の梅「黒木の梅」もたくさん蕾をつけて、今か今かと出番を待っていた。
梅林の近くで7.80人余のたくさんの群集を発見、何しているのかと聞くと御苑に生え出した「きのこ」の観察をしている方々と遭遇、いつもの講師の方がコーチしていた。
お茶碗のかっこうしてるから「チャワンダケ」という、縮れダケで「ヒメツチクリ」という珍しいキノコの観察だった!
キクラゲは直径が2~6cmほどの大きいキノコで、湿気が多い時は透明感があり、ゼラチン質でやわらかい。
形は人の耳のような形をしている、乾燥すると黒褐色になっていき、カラカラになって硬く縮んでいくという。
アミガサタケ科の「トガリアミガサタケ」は苑内の白雲神社の銀杏の根元に群生していた。
シハイタケ(紫背茸)は、モミやトドマツの枯木に多く着生するとされている。「毒キノコ」?と思われがちな鮮やかな色、実は程良い歯ごたえがあって味も濃厚で美味しいという「トキイロヒラタケ」。
マツカサダケは地中に埋まったマツカサから生える、傘は1~2cmで形はややハート、茶褐色でビロード状の微毛に覆われていた。
講師はきのこ博士・佐野さん、楽しそうなので飛び入りで参加した。
観梅は二の次できのこを探して御苑を散策した。
埋まったマツカサやトガリアミガサタケは踏んでしまう位あった。
日本に三ヶ所しかない国民公園の一つである京都御苑で、きのこと観梅を楽しんだ。(3/8撮影)
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