
つづく・・・お金がヒラヒラ天から舞い落ちる金札宮?耳を疑るような神社は伏見区鷹匠町八番地にある。

金札宮の周囲には西側に大黒天があり、薩摩藩主・島津家の守り本尊・秘仏大黒天は60年に一度、甲子(きのえね)の年に開帳され、北隣は喜運寺(きうんじ)がある。

ほえかご、ほえかごの掛け声と共に、えびす神がぴったりとする寶惠駕籠巡行が伏見の大手筋界隈で行われた。
巡行前に神事が執り行われ、本殿前ではゑびす神と関係者、寶惠駕籠の6名(芸妓役4名・子供1名舞妓1名(本物))が記念撮影し、寶惠駕籠の巡行は1時過ぎ神社出発した。

先頭は巫女2名とお面を被ったえびす神、駕籠担ぎと共に「ホエカゴ!」「ホエカゴ!」と威勢よく区内の氏子地域のメインストリートに練り歩いた。


休憩を重ねながら約3㌔の道中の氏子区域を回り繁華街で芸子姿に扮した人が駕籠を降りて道行く人々たちに無料で福笹を授与した。 寶惠駕籠巡行は買い物も便利なアーケードがあり、狭い竜馬通りに入り、南浜児童公園の濠川へと向かった。

江戸時代、淀川三十石船の船着き場前に着き、寶惠駕籠巡行は寺田屋の前で記念撮影をした。
竜馬通り、納屋町、御駕籠町の酒造・都鶴で3回目の休憩、お神酒や甘酒などをご馳走になった。

各家庭・商売等では福運・家運隆盛、子孫繁栄を祈り、5回目の休憩所はキンシ正宗酒造会社。

寶惠駕籠巡行の芸妓姿に扮した素人衆と駕籠担ぎの氏子たちは天然記念物の樹齢千年のクロガネモチがある金札宮へと練り歩き16時ごろ無事帰社した。(完)(1/11撮影)
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