北野天神さんのすぐ近くにある立本寺境内では、紅しだれ桜とソメイヨシノが咲き乱れて満開である。miikoさんのブロクを拝見、市バス「千本中立売」下車、徒歩約10分で立本寺に着いた。


日蓮宗本山・立本寺は別名・北野の鬼子母神(きしぼじん)さんと親しまれている。


通称「千本出水」にほど近い地に建つ立本寺は、具足山(ぐそくざん)と号し境内は子どもたちが通学路の通り抜けるなど地域の人達に溶け込んだ寺院という。


広い境内には本堂、刹堂(せつどう、鬼子母神堂)、妙見堂、客殿、鐘楼等が建ち並び、西から南へ広がる庭園は40本ほどのソメイヨシノ、ヤマザクラ、紅枝垂れ桜などが美しく咲き揃い、隠れた桜の名所といわれている。


立本寺境内の刹堂(せつどう)には日蓮宗の守護神である鬼子母神と十羅刹女(じゅうらせつにょ)が祀られている。


山門から境内の参道を見ると大きな桜の枝が頭上に伸びて桜で満ちている。
普通、境内には人影も少なく綺麗なしだれ桜をゆっくり観賞となるのだが、今日はご近所のデイケァーのご老人がお花見見物をしていた。なお境内墓地には吉野太夫を見受けした灰屋紹益や石田三成の軍師、島左近らの墓がある。


安産・子育て守護の御利益がいただける子安鬼子母神のご開帳は毎月8日2時から行われ、毎年4月8日にはお釈迦さまのお生まれになった日で花まつりが行われる。
<立本寺の桜>
住所:京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107
電話:075-461-6516
拝観:境内自由
交通:市バス「千本中立売」下車、西へ徒歩約10分
または市バス「北野天満宮」下車、南へ徒歩約10分
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