gottuan's room
~ らくさいの三宝路 ~
2012年12月17日月曜日
京都・嵐山花灯路 2012
16日、嵐山・花灯路の中の島公園から渡月橋、天龍寺周辺一帯の竹林の小径、二尊院に至る約5kmの散策に行った。
嵯峨・嵐山地域が自然環境に包まれた風光明媚、情緒溢れる“露地行灯”の「灯り」と「花」で思わず歩きたくなる薄闇を仄かに照らしてくれ、その幽玄の夜は訪れる人を魅了した。
5:00からのライトアップで、日曜日とあって大勢の人の波で‘竹の小径’も雑踏であった。 早春に行われる東山花灯路に対して、紅葉の名残が残る初冬の嵐山花灯路は、今年は12月8日(土)~17日(月)の10日間行われた。
嵯峨嵐山界隈は普段でも低温、その上今年は寒波襲来で初雪の降る寒い時季で機会を待っていたが訪れた! 自然豊富な嵐山・嵯峨、野宮神社からライトアップに映える竹林の小径を通り大河内山荘、昭和初期の名優大河内傳次郎が30年の歳月により作り上げた庭園がある。
百人一首に代表される小倉山の中腹には常寂光寺、山門から仁王門、本堂、多宝塔に続く参道はひっとりと静っていた。 空気が澄みわたる初冬、嵯峨・嵐山の雄大な自然の美しさをより一層光り輝かせ、嵐山渡月橋より山裾・水辺など周辺一帯のライトアップは趣が奥深く幻想的な美しさである。
特に十三まいりの法輪寺のライトアップはヤング層が多く、世界的に活躍しているデジタルアーチストの創作考案「デジタル掛け軸」が投影され、ゆっくりと映り変る光のアートで趣向を凝らしでいた。また舞台から市内の夜を眺める風景も好く、自然と歴史の豊かさを感ながら歩いていると身体からポカポカと熱気が込上げた。
各寺院・神社の夜間特別拝観とライトアップは昼間とは違う趣と風情を醸し出し、華麗な色を添えてロマンチックな夜、幽玄な世界へと誘っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿