gottuan's room
~ らくさいの三宝路 ~
2012年6月22日金曜日
菩提樹と紫陽花 真如堂
真如堂は参詣客もまばらな6月、菩提樹の木が淡黄色の花をたくさんつけ、甘い心地よい香りしている。だが、昨日の強い台風4号の突風あおられて花は散ってしまった。
菩提樹は仏教三聖木の一つで、この木の下でお釈迦様は悟りを開かれたとされている。仏教が中国に伝わった時、インドの菩提樹は中国では生育せず、これに似た葉を持つ中国原産のこの木を「菩提樹」と呼ぶようになったと言われている。
インドの菩提樹はクワ科で、日本の寺院に植えられている菩提樹はシナノキ科、日本へは12世紀頃にもたらされた。真如堂の菩提樹はもとより、両方は異なる種類だという。
6月半ば、葉脇から散房状の集散花を下向けに出し、淡黄色の香りよい花を咲かせるが、すこし来るのがおそかったようだ! 菩提樹の花をご覧になれた方は、きっとご縁があったのでしょう。 すでに、実が結実していたが、秋には茶色く熟す。
真如堂には、「実が2つ以上付いているものを財布に入れておくとお金が貯まる」などという言い伝えがあるという。 菩提樹は見ごろを過ぎておったが、真如堂のアジサイは鐘楼の周辺と本堂の裏側には、今年から「アジサイ園」を整備され、2・3年も経てば真如堂の隠れた名所になるであろう。
ひっそりと佇む真如堂、たてかわ桜や緑のモミジも静寂をよそおっていた。(20日撮影)
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