大豊神社は平安中期の仁和3年(887)の創建で由緒正しき神社。
鹿ケ谷、南禅寺一帯の地主神であって、その昔は椿ヶ峰山中にあったため椿ヶ峰天神と呼ばれ鎮疫神として信仰を集めていた。
その後、寛仁年間に現在の場所に移り社名も大豊神社になった。応仁の乱などに遭って焼失すっかり荒廃したが本殿、末社、拝殿、絵馬堂が再建された。
祭神は、主神が少彦名(すくなひこな)命で、応神天皇・菅原道真を合祀している。
一風変わった狛鼠・狛鳶・狛猿の狛犬に対面し驚いた!
狭い境内や参道の脇には色々な植物があった。神花としている椿や枝垂れ紅梅、紫陽花や四季折々の草木の花が参拝者の心を和ませてくれる。
狛犬の代わりに狛ネズミがいる大豊神社、哲学の道沿いに椿ケ峰の御神水の湧く小さな神社は長寿、治病、学問や縁結びのご利益がある。
●アクセス
大豊神社
住 所 : 京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
TEL : 075-771-1351
市バス :32番100番、宮ノ前バス停から徒歩3分
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