7日、花街 宮川町ではお日柄も佳く、三軒の衿替えとお店出しが行われカメラフアンが溢れかえった。

男衆さんが置屋・花ふささんで「菊弥江」さんを呼び、直ぐ前の駒屋さんでとし恵美さんと一諸に襟かえが始まった。

花ふささんの菊弥江さん。

駒屋さんの前には写真愛好家たちで取り巻いて混雑した。

今日の主役は「とし恵美さんと菊弥江さん」のお二人方であった。

襟かえとは、舞妓から芸妓になる儀式である。

笑顔の素敵なとし恵美さん。

男衆さんが、襟かえのご挨拶に参りました、お二人は「これからもおたの申します」と頭を下げた。

お二人の横顔。

着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので、舞妓を卒業し、芸妓(げいこ)になるお披露目である。

お茶屋 よし富美さんにも挨拶にいった。

男衆さんの手引きで、日頃お世話になっているお茶屋の女将さんやご贔屓筋に、ご挨拶して回る慣わしである。

とし恵美さんと菊弥江さんは、舞妓ちゃんから芸妓さんの艶っぽい感じがした。

芸妓さんの「とし恵美さんと菊弥江さん」は、男衆さんの先導で日ごろご贔屓筋になってお茶屋さんなどお店に挨拶に廻った。(11/7撮影)
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