橿原市にある国の特別史跡「本薬師寺跡(もとやくしじあと)」に、珍しい「ホテイアオイ」の名所があり、15日に行った。


近鉄橿原線・畝傍御陵前(うねびごりょうまえ)駅に下車、徒歩15分のところにある。

橿原市畝傍(うねび)の里は藤原京の元薬師寺跡、平城京に遷都されるときに、この地より建物が移され、現在は礎石と土壇を残すのみとなったという。

休耕田を利用して、数年前から近くの畝傍北小学校の児童等が近くの農家の人達と一緒になりホテイアオイが植栽、「正式(ホテイアオイ定植農園)」年々その人気も高まっているという。

ホテイアオイは亜熱帯アメリカ原産の水草で、茎の根元が膨らみそれを浮き袋として休耕田にぷかぷかと浮かんでいる。

その姿が‘七福神の布袋さん’に似ていることからこの名前の由来となったという。

観察すると花ビラの上のひとつが濃い紫で、その真ん中が黄色になっている。

ある程度の気温と日光さえあれば意外と期間が長く、10月中旬まで楽しめるという。

花を観察すると花ビラの上のひとつが濃い紫色で、その真ん中が黄色になっていて美しく妖艶で、ついぼっ~と見惚れてしまった。

ホテイアオイの淡青紫色の花がびっしりと埋め尽くされ、それはそれは見事、光景は中々の迫力だった。

元本薬師寺跡のホテイアオイの咲く具合は満開だった。続けて②お送りする。(9/15撮影)
<ホテイアオイ 本薬師寺跡>
※本薬師寺跡のホテイアオイの見頃は「8月中旬~10月初旬」
住 所:奈良県橿原市城殿町
電 話:0744-22-4001(橿原市商工観光課)
時 間:見学自由
駐車場:無料(10数台分あり)
交 通:近鉄橿原線畝傍御陵前駅から徒歩15分
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