2013年8月3日土曜日
摂南大学薬用植物園
3日、枚方市樟葉にある摂南大学薬学付属薬用植物園の「夏の薬草見学会(事前申込制)」に初めて参加した。1983(昭和58)年は摂南大学薬学部の認可と同時に附属施設として設置され、京都・大阪府境の洞ヶ峠に接する緩やかな丘陵地に位置し、総面積は約10,000㎡敷地内に温室のある標本園や樹木園等があり、薬学部の学生と教職員の教育・実習および研究を目的として運営されている。
![四国、九州南部、奄美に分布するヤマコンニャクの実は美しい。 四国、九州南部、奄美に分布するヤマコンニャクの実は美しい。](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7WfcMDP_5kK7KCRbXZbdGH79jErKkvuDCkNWTa8Vcbr0DOKztp2DNRRBeZa0Iu5wZIsGA-49fEWauDUIUpZ5BIkd9TQJbL7IOBAHhaGlVMKH4IW81B2xQE_CvH0UbJHra9UA4VUS_y7PN/s200/P1430356.JPG)
薬草見学会は多人数のため、8班に分かれてスタートした。先生方に案内していただいたが、猛暑の中木陰に入って説明を聞き、いろいろ興味を増すものであった。最初はトチュウの木、オウレンは(キンポウゲ科)苦味健胃整腸、消炎、精神不安。
![大阪河内、綿の花。 大阪河内、綿の花。](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpKOU97KHfSkc6XJbpiv8ALKn0z0mCjghAHMg9JNCEiwPaetcjQXvY7MF_u_-laD6xEqYIg55SMT7YDXbPMQN5mXjuwmSifE4n8MYJueCmQ5kcKeYOhYqsiHHDlv3iytEg82KnlbTGykHG/s200/P1430361.JPG)
ヤマコンニャク(サトイモ科)四国、九州南部、奄美に分布するという。河内綿の花(アオイ科)、藍染のアイ、シオカラトンボが羽を休めていた。
ゴシュユ(ミカン科)は中国が原産で享保年間に日本に来た。呉茱茰は頭痛、嘔吐に効く。
有毒植物のクララ(マメ科)、クチナシ(アカネ科)は、実がクチがなく名前が付けられたという。
苦いキハダ(ミカン科)は、胃腸薬。赤い実が美しいヨコグラノキ(クロウメモドキ科)は高知県横倉山で発見された。
あのユズリハ(トウダイグサ科)。シノハシバミ(カバノキ科)は、果実は熟したら食用になる。
トゲナショウシュチョウセンアサガオ(ナス科)、熱帯米原産の一年草、有毒植物。マニホットゴムノキ(トウダイグサ科)ブラジル北東部原産で良質なゴムが取れる。
キジュ(ニッサ科、ヌマミズキ科)成分の誘導体に抗癌作用があり、特に肺ガンや子宮頸ガンなど治療されている。
南京綿もあった。
白ヤマブキの実やアフリカ原産のコウリャン(イネ科)は飼料用として栽培している。
ダイダイ(ミカン科)は漢字で言うと「代々」いうが2年先に黄色く色ずくという。レモンはまだ青くすっぱい感じがした・・・後半、教室はつづく・・・
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