田舎の田圃を曲がりながら30分余りで着いた。堤は、大きさが約4000㎡、深さが最大で1,5mほど、子どもの頃、広いと感じていた堤はそれ程の大きさではなかった。水深が浅いため白鳥にとっては餌を取りやすく、越冬地としては好条件という。
その後、翌年にオオハクチョウ七羽が飛来して以来、日を追ってその数が増え、多い時には百羽を超える白鳥が堤を埋め尽くしているという。
岩手県の補助を受けて、岸辺に観察用のやぐら台を設置、堤での釣りを全面禁止するなど、魚や生態系の保全にも力を入れている。
白鳥観察に堤を訪れる町民、親子連れも多く、白鳥飛来の週末には、餌さとなるくず米を与えたりしている。
白鳥と地域との良好な関係が保たれている。
つづく・・・
<軽井沢堤・白鳥>
場所:岩手県花巻市東和町前田
時季:11月中旬~3月初旬
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