毎年6月神苑がハナショウブの開花に合わせて行っているが、今年は春の日照不足でハナショウブも3分咲きと遅れている。
大きな朱塗りの大鳥居をくぐると、王朝時代の華やかさを彷彿させる二層の楼門形式の応天門が構えている。
左右に蒼竜楼、白虎楼と呼ばれる楼閣がある。
南神苑、紅しだれ桜、西神苑の白虎(びゃっこ)池には、日本古来の200種2千株のハナショウブが植えられている。
紫や白色のハナショウブは3分咲きで10日前後が見ごろだという!
中神苑は、庭の中央に蒼龍(そうりゅう)池があり、池の東側の珊瑚島から北岸にかけて、天正年間秀吉が造営した三条・五条大橋の古石柱を用いた沢飛び「臥龍橋(がりゅうきょう)」がある。また池を囲んで“杜若”が群生し光格天皇御遺愛の「折鶴」という珍種のもある。
東神苑は栖鳳(せいほう)池を中心とした庭園で御所から移築された、泰平閣と尚美館がある。1976年(昭和51)に焼失、現在の社殿は1979年(昭和54)再建された。
平安神宮の神苑、いつ訪れても清々しい気分になる!
緑に包まれ散策を満喫した。
<平安神宮>
京都市左京区岡崎西天王町97 ・TEL 075-761-0221
拝観:境内自由
神苑拝観料=600円・障害者300円(神苑は8:30~16:30、季節により変動あり)
交通:市バス「京都会館」、「美術館前」下車徒歩5分
地下鉄東西線「東山」駅 下車徒歩約10分
駐車場なし
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