慶長8年(1603)徳川家康が阿茶局と息女の泰栄院との菩提を弔うために、伝誉蘇生上人を開山に請じて建立された。
本堂は永観堂の堂宇を移築したもので本尊は、家康が江州矢橋の鞭碕神社から移設、伝快慶作の阿弥陀如来像である。
境内は正面の本堂とは別に、山門からの参道は、左手奥斜めに続いており、地蔵堂の前に出る。そのお堂が、江戸時代より子孫相続・家運長久で知られ、ご利益のある「世継地蔵」であった。
地蔵堂は子授けや安産、子孫繁栄の霊験あらたかということで江戸時代より広く信仰されてきた。
子供がいない人に世継ぎを授け、霊験あらたかな地蔵菩薩として親しまれている。
この日上徳寺の世継地蔵尊大祭法要に、お参りすると一億劫日功徳日にあたり縁起がよい!また柴灯護摩供や酒粕汁・多幸焼も無料接待で行われた。
<上徳寺>
場所:京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556 電話:075-351-4360
拝観時間:9:00 - 17:00
拝観料金:無料
交通:京阪電車・清水五条駅下車徒歩約5分
市バス・河原町五条下車徒歩約2分
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