わら天神は安産、子育ての神として信仰が篤く、授かる御守の“藁”の節で赤子の性別を占う古習がある。安産御守として藁が授与されることから「わら天神」の通称があり、藁に節があれば男児、節がなければ女児が誕生すると言われている。
わらの護符を授かるので、わら天神と呼ばれる由縁である。
西大路に面した鳥居をくぐると、参道はカギ型になっていて二の鳥居がある。境内は南北に長く、正面に摂社の六勝大神、その左横は本殿である。
本殿には、成長したことを祝いしてよだれかけなどたくさん奉納、生年月日と名やコメントを書ている。
鳥居前の和菓子司では毎月9日と戌の日にはわら天神宮(神具庫が休憩所)になり、ご祈祷の「甘酒」を配した香り高いきな粉をまぶし、大納言納豆を混ぜ込み、軟らかい特製「うぶ餅」自家製あんが賞味頂け休憩所にて茶菓子の接待ある。
わら天神の境内は厳かな涼気が漂い参拝者はそれほど多くなく閑静な佇まいである。大安の戌の日、“はら帯”天神の神・安産御守として藁が授与される。
開運や学問の神としても知られる。
<敷地神社(わら天神宮)>
住所:京都市北区衣笠天神森町
電話:075-461-7676
拝観時間:8:30~17:00
拝観料金:無料
駐車場:あり
交通:市バス「わら天神」徒歩2分
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