今日の主役、「市梅」ちゃんは女衆さんとお茶屋さんとご贔屓筋にご挨拶を廻りをした。
正装の黒紋付と扇子を持ち、市梅ちゃんは、お姉さんと中里に「お店だし」のご挨拶をした。
お店だしとは、少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
初舞妓さんの「市梅」ちゃんは、女衆さんとお姉さんと共のご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶した。
舞妓になった「市梅」ちゃんは「どうぞよろしゅう、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
晴れて舞妓になるというお墨付きができ“だらりの帯”と“ぽっくり”の音も軽やかに、市梅ちゃんは女衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
市さんの「市梅」ちゃんの晴姿。
置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれる、次段階になる「お店だし」とが控えていて、数年後ごろ「芸姑」の‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんやお姉さんが付けてくれるという。
歌舞練場に向かい、稲荷神社で記念撮影をした。
市さんの市梅ちゃんとお姉さん。
置屋・市さんの市梅ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で熱が上がり盛り上がった。
上七軒の置屋・市さんの市ぎくちゃんと市梅ちゃんは笑顔で撮影に応じていた。 (11/13撮影)
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