幸い天候も晴れて四条南座の吉例の顔見世を鑑賞する総見は「宮川町歌舞会」の御出座しであった。芸舞妓さんたちの色鮮やかな華やかな衣装で団栗橋がパッと明るくなった。

南座は四条川端通を北に向かって歩くと東南角にある。

出雲阿国の歌舞伎踊りの時代から始まり、遊女が接待をしたり、歌舞伎の小屋と茶屋が立ち並んだ花街だったという。

今でも遊廓時代の建物が残っているが、今は芸妓一筋の花街で、毎年春には『京おどり』が上演されている。

お姐さんに連れられ、二人の舞妓さんが顔見世にやってきた。

女将?さんと芸妓さんに挟まれて真っ赤な着物が美しい。

顔見世は別物のかんざしを挿してくるという。

舞妓さんの数は祗園甲部を抜いてトップである。
何気ない素振り仕種が可愛かった。

舞踊の流派は宮川町は若柳流が主流である。

京都の花街、芸舞妓さんが顔見世を鑑賞する総見も後一つ、土・日曜日はお座敷があり祇園東は7日になった。(12/4撮影)
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