3 日、初夏の花として多くの人々に親しまれているハナショウブを見てからササユリが咲いているので植物生態園に行った。ササユリは本州中部から九州に分布する多年草で、今見ごろを迎えている。

北区の山間部で種を採取して5,6年、非公開区域で栽培していたが昨年は数株が初開花し、今年は約10株を植物生態園に移植した。

地下に白い茎(ユリ根)があり、6 月から7月にかけて10~15cmほどの純白色や淡紅色の美しい花を咲かせる。

花は1つであることが多いが、複数咲くこともあり、清純な白く清らかな美しい花が、見る人の心を和ませていた。

名の由来は、ササの葉によく似ていて葉は厚く、甘い強い芳香があった。

小さな花のハナシノブ(左)とマツモトセンノウ(ナデシコ科)。

左はネギ坊主(アリウム・ギガンテウム)で中央アジア原産ヒガンバナ科という。ツリフネソウも淡紫色。

左、ツクシカラマツソウと右は、キク科の小さな花でシンジュギクという。

ハスの葉に溜まった雨水の落ちるのを辛抱強くまった。

初夏を彩るキキョウとキョウガノコの花。

仄かな香りがするボダイジュとタイサンボクの白い花。

植物園に来ると様々な花が咲いていて長くなってしまうが次回はアジサイを見ることにしよう。(6/3撮影)
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