24日、早咲きのカンザキハナナや水上スキー、野鳥のジョウビタキも参加してくれ、春の長閑な湖岸に腰を下ろして休憩、昼食後は草津支那浜にある湖の白い妖精と呼ばれる「コハクチョウ」の観察に行った。

草津志那浜はコハクチョウ飛来地の南限といわれ(現在は兵庫県加西市が南限となっている)京阪神からも大勢の人たちが訪れている。

コハクチョウはカモ科で、この日は運好く、二羽のコハクチョウが翼を休めているとこに遭遇した!

コハクチョウ飛来ルートは、生息地のロシアコマリ川河川からカムチャッカ半島、千島列島やサハリン経由して10月初旬に北海道に来るという。

日本へは湖や沼を経由し遥々、約1ヶ月4500㌔の長旅をかけて琵琶湖草津支那浜岸に飛んでくる。

このコハクチョウはカモ科で全長2m、雄雌同色で翼を広げると見事なものである。

朝、湿地や湖畔のねぐらを飛び立って水田や河川や湖の餌場に向かい、落ち穂や草の種、根や水草などを食物にするという。

そして、夕方小群でコハクチョウたちはねぐらに次々を帰って行くという。

コハクチョウ二羽で少し寂しい観もあったがことしは羽根を広げた姿を見せてくれラッキーだった。

ロシア北部、北東部ツンドラ地帯に生息するコハクチョウは越冬のために草津市志那町の湖岸に飛来、ピーク時の数は一日140羽もいたと言っていた。

この支那浜のコハクチョウ、デリケートな渡鳥は音や光などに神経質で子どもたちの凧揚げも敏感であった。

年々琵琶湖に飛来するコハクチョウの数は激滅している、2ヶ月余りの滞在期間、逆ルートで生息地へ帰って行き、繁殖の子育てを行い家族そろって再び飛来する。

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寒中の最中、湖面の岸へ舞い降りるカモやカモメの鳥たちやコハクチョウを真近で観察した。


草津志那浜は誰でもコハクチョウが観察出来るように東屋と15台ほどの駐車場がある。(1/24撮影)
<草津支那浜 コハクチョウ飛来地>
場所:草津市志那町志那浜
環境ボランティア「草津湖岸コハクチョウを愛する会」
見学:自由
お問い合せ:090-5663-8080(吉岡さんまで)
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