南禅寺のハスの花が咲いているというので立ち寄ってみた。臨済宗派大本山の南禅寺は京都五山の上位の別格扱いの寺で日本の禅寺のなかで最も高い格式を誇っている。


南禅寺は約4万5千坪の広大な境内に禅宗様式の伽藍や塔頭寺院が点在している。地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩10分、近道の隧道「ねじりまんぽ」を抜け金地院を通って南禅寺境内の参道に入る。


ハスの花が咲いている池は駐車場になっているところにあり、正面には「勅使門」南禅寺会館が西に建っている。南禅寺・中門に急ぐ参拝者の参道からは見えづらくなっている。


昨年(11年)ハスの花が咲き切ったころに訪れ残念だったので今年こそぜひ行ってみようと思った。
まだ7月11日で早いと思われたが、数輪の蓮の花が咲いている。咲き切った感じか花びらを落としている状態もあるが1~2週間もすればハスの花が満開となるだろう・・・。


南禅寺は秋、赤や黄色に色づいた紅葉が艶やかな景色を織りなすのもよいが、初夏の朝、ハスはまだまだ蕾もあり、見ごろが続きそうである。


仏教的なイメージが強く仏像の蓮華座を連想、緑色の葉ときれいに咲くハスの花にみとれながら南禅寺のハス池を眺めた。
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