植物園会館北側にカルミアとブラシノのキ花がある、カルミアは、北米原産でツツジ科に分類、シャクナゲ(石楠花)の仲間という。


日本上陸は1915(大正4)年、常緑低木で、春先の4月頃から5月ころにかけて、白や淡いピンク、淡い紫色の花をたくさん咲かせている。

特徴は、まるで貴婦人の差す「日傘」を開いたような姿をしている。

つぼみは金平糖のようなユニークな形状をして、花は2㎝ほどの大きさでピンク色の斑点が入っていて開花のピークを迎える頃には周りをピンク一色に染め、華やかで清楚な花である。

ブラシノキは、金宝樹と言ってオーストラリア原産(フトモモ科)である。

日本高山に自生するものを欧米で改良されて日本に来たものを「西洋シャクナゲ」と呼んでいるという。

品種も多く4月~6月まで早咲きから遅咲きがあり、開花期間も約3週間ほどで、いくつかの品種を組み合わせれば相当長い間、花を楽しむことが出来る。

ツツジ科の西洋シャクナゲ。

原産地はヒマラヤや中国の雲南省、四川省などの山間部と言われている。

府立植物園で、シャクヤク園やバラ園等、シャクナゲとカルミアを見た。(5/19撮影)
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