10日、山科の勧修寺(かじゅうじ)の「氷室の池(ひむろのいけ)」へ、シトシト降る雨の中、ハナショウブやスイレンを見に行った。

開山は承俊住職で本尊は千手観音、皇室と藤原氏にゆかりの深い寺である。

平安中期の昌泰3年に醍醐天皇が創建したという。

明治5年9月から明治14年6月にかけて寺内の一部を観修小学校として使用されていたという。


勧修寺は忘れることの出来ない「骨折(2011/5/23)」をした場所、今年で8年が過ぎ半袖を着るころになると左手首の傷を思い出す!

境内には平安時代の姿をよくとどめる池泉庭園「氷室の池」があり、いまハナショウブとスイレンが咲いている。

また書院(江戸時代 重文)や宸殿・本堂(江戸時代・市指定文化財)などがある。

浅瀬に尾びれを出す錦鯉は京都一で水鳥の多い寺と言われている。

観修寺の氷室の池には、スイレンやハナショウブが生き生きと綺麗に咲いていた。

お寺では観修寺ではなく「かじゅうじ」を正式の呼び名としている。

同寺は、真言宗山階派大本山で山号を亀甲山と称し、門跡寺院である。(6/10撮影)
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