6日、下鴨神社で紀州梅道中(きしゅううめどうちゅう)は、梅の産地で有名な和歌山県・紀州 南高梅を京都の賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)に奉納するイベントで『紀州梅の会』の方が中心となり毎年行われている。

下鴨神社・糺の森(ただすのもり)から紀州梅の会一行が、午前10時半より南高梅の献上が行われた。

総勢50名の平安装束に身を包んだ団体が入場した。

今年は時代が代り令和となった。

女官の方が手に持っているのは青梅南高梅(おうめなんこううめ)という。

毎年、『梅の日』が制定され、賀茂社への梅の奉納が行われている。

室町時代、賀茂社の例祭が6月6日に行われていたそうで時の天皇「後奈良天皇(ごならてんのう)」が京に干ばつが続いたため、梅を奉納したという故事に由来したという。

その時に降った恵みの雨を「梅雨(つゆ)」と呼んだ事が梅雨の語源だと言われている。

総門をくぐり、一行は下鴨神社の本殿に入った。

境内を行列し、本殿に青梅10キロを奉納、道中、南高梅600個を参拝客らに配りPRに努めた。

午後からは上賀茂神社で梅道中を行った。

和歌山県田辺市の紀州梅道中は6月6日は『梅の日』であり記念撮影した。(6/6撮影)
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